むさ日記(仮)

南河内から見たいものを見ています。興味あること以外は興味ありません。

ぼっち・ざ・やけいでーと!

 突然ですが皆さん、夜景デートというものをされたことはあるでしょうか。僕はないです。まあ語感から察するに、多分夜景を見に行くデートっていうことで間違っていないでしょう。違ってたら教えてください。

 実際この夜景が見られる「夜景スポット」というのはそこそこ需要があるらしく、そんなものをまとめたサイトは山ほど出てきますし「日本の夜景100選」なんてものまであります。それだけ定番化されている夜景デート、まあ恐らく彼女と言ったら楽しいに違いない!というのは想像に難しくありませんね。というわけで今回の旅はというと

将来彼女ができる予定(時期未定)の男子大学生が今のうちに夜景デートの下見に行こう!!!

そんな話なわけです。場所は北九州の皿倉山、早速博多から区間快速で1時間、鹿児島本線八幡駅に向かうこととします。

ここまでの文章は九州旅行中に所謂乗り鉄である私が皿倉山ケーブルを乗り潰すにあたって、八幡駅から皿倉山への無料バスが冬季17時以降しか走っていないことに対し後付けの言い訳を考えたに過ぎません。正直なことを言えばここまでの文章に特に意味などない、というのは公然の秘密にしておきます。

 

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 というわけでこちらが八幡駅。製鉄所の名で全国に知られるこの街の玄関口とあってか、なかなかご立派なモノをお持ちです。この駅の前から無料のシャトルバスに乗り込み、向かうこととします。

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 バスに乗車し10分ほどで山麓駅に到着。メインルートは小倉駅からのバスor自家用車らしく、八幡からの乗客はわたし1人でした。

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 ちなみにこの日の気温、氷点下3度。旅行日(2023年12月22日)は福岡市内でも雪が降るような寒い日でしたので、ハッキリ言いますがとてつもなく寒かったです。大阪が寒いから九州に行こう!という僕の考えが間違っていたことをここで思い知らされたのは言うまでもなし。(後日談:正月明けこの話を福岡出身の友人にしたら呆れられました。思えば福岡って日本海側なのでそこまで暖かくはないんですよね、自業自得とはまさにこのことです。)

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 というわけでケーブルカーに乗り山を登っていきます。乗客は15人ほどだったでしょうか。やはり目立つのはカップルの姿、明らかに男一人で行く観光地ではなかったことは火を見るよりも明らかです。ちなみに福岡、地理的に韓国も近いので韓国人の方も多く見かけました。

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 ともかく、高低差440mを6分間かけて登っていきます。2001年に新造されたという比較的新しめのこの車両、駅停車中に充電する蓄電池式を採用しているため架線がなく、遮られることのない見晴らしを見ることができます。

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 で、山上駅からはスロープカーに乗車し山頂を目指していきます。無茶苦茶寒い。

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 で、着きました。こちらが山頂です。

はい、まあ感想としてはとても綺麗です。

標高622mの頂上から眺める北九州の景色、いやまあ男一人で見るのも確かに感動もんですが、確かに女の子と見ればその感動も倍増するのでしょう。しかしこの日は氷点下、とてつもなく寒い日にわざわざ寒い山の上なんか連れて行ったら嫌われるのかもしれません。まあ彼女いないんで知らんけど。

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 この訪問の直前に雪が降っていたこともあり、頂上付近はスキー場のような見た目の傾斜が広がっていました。ちなみに皿倉山では昭和26年にスキー大会が行われた記録が存在しているほか、実際にここを滑った方の映像も現在に至るまで残されています。


www.youtube.com

(引用元: KBC九州朝日放送YouTubeチャンネル)

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 そして忘れてはならないのがこれ。この皿倉山にはNHK九州放送局の親局があり、北九州・筑豊地区に向けてNHK総合NHK-FMの地域向けの放送が行われています。東京で言うスカイツリーの役割を北九州では皿倉山が担っているのか、、と寒い中眺めていた私。いや寒いんで3分ぐらいで屋内に入りましたけど。

 

 しかしその瞬間、大阪府民でもある私はあることをふと思い立ったわけです。

大阪のテレビ送信所、見たことないのおかしくない?

しかも調べるとケーブルカーで簡単に行けるらしい。これは行くしかない!ということで1ヶ月半後、生駒山に向かうのでした。

(つづきのおはなし)

musata.hatenablog.jp

 

 

p.s. 夜景デートの下見をしたのはいいですが、そもそも私は大阪府民なので北九州で下見をするのはよく考えなくてもあまり意味がありませんでした。大阪だとあべのハルカスあたりが多分丁度良いと思います。このブログはノリと勢いで書いたのでここまで意味は一切ありません、もちろんこのタイトルにも。